月と地とカマイタチの合流

「カクテル」のことを特別に思っている人って、どれくらいいるんだろう。今までしてきた経験や偏見とかが、「りんごジュース」と結びついてしまうことって、よくある話って言われそうだし。
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控え目に走る父さんとわたし

夏休みが2週間くらい過ぎた頃の夕暮れ時。
「缶ケリ」で鬼をしている少年は、とんでもなくお腹が減っていた。
捕まえても捕まえても、缶をけられて捕まえた友達が脱走するので、もはや今日の缶蹴りは終わらないんじゃないかと、逃げていく友達の背中を見ていた。
へとへとにつかれて家まで戻ると、ドアを開けた瞬間に今日の夕飯が何かわかった。
めちゃめちゃ美味しそうなカレーの匂いに、少年は幸せな気持ちになった。

気分良く泳ぐ子供と冷たい雨
せがまれて、山の竹の間伐を助太刀してのだけれど、モウソウダケがものすごくたくさんでつらかった。
知人が土地の管理を親から受け継いだら、大きな竹が密度がぎっしりとして、除去しづらかったらしい。
私は、ちょっと仕事で流用する青竹が欲しかったので、もらえることになり、ありがたくて良かったが、奥まった山から出すのもきつかった。

汗をたらして口笛を吹くあいつと冷たい肉まん

友達が、自分の部屋のベランダにて、トマトを育てている。
実ったらサラダを作りたいそうだ。
育てているとは言うものの、頻繁に水も肥料も与えないし、ベランダにてたばこを吸うので、ミニトマトの環境はぜんぜん良い環境ではない。
丸3日、水も肥料も与えていないと言う時の、その見てくれは、葉っぱが垂れ下がっていて、どことなくがっかりしている姿にそっくりだ。
申し訳ない気分になったので、水分を豊富にあげると、翌日のお昼くらいのトマトは元気に復活していた。

陽の見えない土曜の午後は熱燗を
石田衣良さんという物書きに出会ったのは、愛のマンションで。
「愛がいない部屋」という短編が詰まった小説本がパソコンの前に置いてあったから。
古里の青森の愛ちゃんのお母さんが読んで、その後米や衣類と共に宅配便で送ってくれたとのこと。
その時はそこまで文学界で知れていなかった石田衣良さん。
彼女は普段手記や経済、ファッション誌などは読む。
だけど、俗に言うライトノベルは気に入らないらしく、愛がいない部屋を私にプレゼントされた。
彼女のママはどんなことを思いながら、石田衣良さんのこの本を手に取ったのだろう。

夢中で走る姉妹と擦り切れたミサンガ

オフィスで親しくなったお姉さんがいる。
変わったイメージで、トークの内容がどれも興味深かった。
おまけに彼女は資格マニアだということ。
幼稚園の先生の免許、スキューバーの資格、通関士。
TOEIC800点、総合旅行業務取扱主任者、危険物取扱。
公認会計士も受かったと聞いたような。
さすがに公認会計士の件を親友に話したら、君の聞き間違いじゃないかと思う、と言われたけれど。
彼女は、30歳年上の部長と職場結婚で退職していった。

天気の良い火曜の早朝は料理を
村上春樹の本がおもしろいと、読書が好きな人々の話を知って、読んだのがノルウェイの森。
このストーリーは外国でもたくさんの人に読まれており、松山ケンイチ主演での映画化もされた。
この人の話は、テンポが良く、どんどん読めてしまうところが良いと思う。
直子と緑との間でゆれる、主人公のワタナベは、実際、生死の間でゆれているよう。
生と死という課題をのぞいてみても、直子も緑も魅力的だと思った。
他にも、キズキや永沢さんやレイコさんという役が加わる。
全て魅力がありどこか変わっていて陰の部分を持ちあわせている。
大分前に読んだ作品だが、読みたいと思い立って開いたことが何回かある作品。
主人公のワタナベは直子に、お願いをふたつ聞いてほしいと頼まれみっつ聞くと答える。
素敵な返しだなと思った瞬間。
それで、直子が幸せ者に見えた。

涼しい火曜の明け方に想い出に浸る

鹿児島の50〜60代の女性は、日ごとに、花をお墓にしているから、ゆえに、生花がたくさん必要で、菊農家も山ほどいる。
夜間、原付で爆走していると、菊の栽培の照明がしばしば夜間、原付で爆走していると、菊の栽培の照明がしばしば視認できる。
住まいの光はめちゃめちゃ少ない田舎ですが、菊の栽培照明はちょいちょい視野にはいってくる。
電照菊光はさいさい視認できても人の往来はすごくわずかで街灯の照明も大変ちょっとで、警戒が必要なので、高校生など、JRの駅まで送り迎えしてもらっている学生ばかりだ。

蒸し暑い水曜の夕方に椅子に座る
本を読むことは好きだけど、全ての本に関して好きなはずはない。
江國香織さんの作品にとても惹かれる
もう何年も同じ作品を読み進めている位だ。
主人公の梨果は、8年付き合った恋人の健吾に別れを告げられてしまうが、そのきっかけの華子と同居するようになるという奇抜なストーリーだ。
ラストは驚きが大きく大胆な形だととれるが、最後まで読んだうえで内容を思い出すと「確かに、この終わり方はありえるかもしれないな」と思わされる。
そして、江國香織は言葉のチョイスや登場させる音楽や、物などが上品。
ミリンダが登場するとミリンダが飲みたくなるように書いてあるし、べリンダ・カーライルや古内東子といった音楽が出ればついCDをかけてしまう。
物の比喩の仕方が優れているのだろう。
それに、悲しい美しさだと思った、という表現がどこで生み出されるのだろう。
文章に虜にされて、夜中に何度も同じ江國香織の本を読んでしまう。
お気に入りの小説との夜更けの時間が夜更かしの原因なのだと感じる。

そよ風の吹く大安の昼はお菓子作り

一時期、体の調子が良くない上に、食生活と、睡眠の内容が良くなかったので、口内炎が多発した。
このままじゃヤダと思い、食生活を送り、美容に良い事をやってみようと周りの意見を聞いた。
すると勧められたのが、ニチレイアセロラジュースだ。
いまだにかなりの頻度で飲む。
レモンよりもビタミンCが多量に含まれているらしい。
体調と美容はやっぱり食事からつくられるのかもしれない。

自信を持って吠える家族と飛行機雲
ツアーでも仕事でも、韓国への渡航回数が多い。
縁が深いのは、港町プサン。
観光ももちろんだが、女の人はコスメや小物など興味を持っている人も多いようだ。
韓国の人見た目へのこだわり、つまり自分磨きに関しての勢いは素晴らしいといわれる。
面接や、パートナー選びの際に、日本に比べてあからさまに判断されるシーンが多いとか。
そのことから、韓国スキンケアは、成分が日本の物より多く含まれている。
という事から、合う合わないは出てくるものの、結果は期待できるのではないだろうか。

ラクダ

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