月と地とカマイタチの合流

「コロッケ」に関して本を書くなら、どういったことを調べる?「カレー」の一般的な解説とかかな。それとも、一個人の視点からの見解かな。
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勢いで踊る彼女とアスファルトの匂い

今晩は一家そろって外食なので、少年は学校から帰るときからワクワクしていた。
何を食べようかな、と出発前からいろいろと想像していた。
カレーやハンバーグ、ギョーザやシュウマイ、なんてメニュー一覧には何があるのかも楽しみだった。
行く場所は近所にあるファミリーレストランだ。
お父さんが運転している車はそろそろお店の駐車場に到着する頃だ。
お母さんは助手席から外の景色を見ている。
お姉ちゃんは少年の横で、手鏡でニキビをチェックしている。
少年は車から降りると、期待に胸を膨らませて、店の入り口を誰よりも先に開けた。

湿気の多い休日の昼は座ったままで
晩酌などの酒のお供に、ヘルシーで体に良い物を!と考えている。
ロングヒットなお気に入りだったのは、トマト。
その前はさんま。
で、直近では鰻だけれど、少々高めなのであきらめた。
そして、新しいレシピを考え出した。
スーパーで100円しないくらいのエリンギ。
細かく刻んで、オリーブオイルで炒めて、みりんと醤油を適量使用し味を調えたもの。
かなり価格は低め、カロリーも低い気がしませんか。

泣きながら吠える友達と花粉症

さやかちゃんは見た感じだけではおっとりしているように見られるようだけど、かなりアクティブな女友達。
愛しの旦那様と、1歳になる賢治くんと、仲良し3人一家で、エスニック料理店の向かいのマンションに住んでいる。
正社員の仕事も育児も男の子行い、多忙だけど、時間の有効活用は素晴らしい。
ちょっとでも暇を見つけると、今夜は空いてる?と必ず電話を入れてくれる。
私は喜んでホットケーキを買って、さやかちゃんのうちに向かう。

どしゃ降りの祝日の午前は友人と
この一眼レフは、実は、ビーチで拾った物だ。
その日は、7月の中盤で、終わりで、当然暑かった。
出かけた先で、彼女と喧嘩し、今日は口を利きたくないと言われてしまった。
それで夜中、マンションからこの浜辺まで歩いてやってきて、海岸をのんびり散歩していた。
そしたら、少し砂をかぶったこの一眼に出会った。
手に取って興味を持って夜のフォトを一枚撮ってみた。
この所有者より、うまく撮れるかもしれないと思った。
彼女の笑顔撮りたいなー、とか、意外とピント調節ってめんどくさいなー、とか考えていた。
落ち着いて、どうにかして会うことができたら、恋人に僕が悪かったと謝りたい。
そして、この一眼レフ、警察に届けよう。

のめり込んで歌うあの子と花粉症

小説家の江國香織の小説に出てくる女性陣は、なんとなくクレイジーだ。
話に出せば、ホリーガーデンの果歩。
あと、きらきらひかるの笑子。
もう一つ上げると、ウエハースの椅子の女性画家など。
江國さんの隠れた部分を、文章にして表した形なのだろうか。
最高にクレイジーだと思うのが、「神様のボート」で登場する葉子。
もしかしたら迎えに来るかもしれないあのひとのために、逗子や草加に引っ越しをする。
恋人を忘れないで、絶対会えると思い込んで。
ついには「ママは現実を生きていない」と、娘に告げられるが、葉子にはそこまでよく理解されない。
というのが、この小説の最もクレイジーな見せ場だ。
私はウエハースの椅子には簡単に座りたくないけれど、神様のボートには乗れる。
江國香織さんの書く、クレイジーだけど綺麗でちょっと病んだ女性たちが大好きだ。

雨が上がった日曜の夕方は友人と
太宰の斜陽は、休みなく読み進められると思う。
戦時中は華族の御嬢さんだったかず子が、根強くて負けない女に変身する。
読むにつれて素晴らしいと思わずにいられなかった私。
この女性のように、誰にも負けない気の強さと、意見を押し通す自我が戦争が終わったこの頃は必要不可欠だったのだろう。
それもそうだけど、不倫相手である上原の妻からしたら大迷惑だろうとも思う。

湿気の多い平日の午後に食事を

「富士には月見草がよく似合う」と、よく知られる名言を記したのは文豪の太宰治だ。
太宰はバスに乗車し、御坂峠を越え、今の山梨県甲府市へ向かっていた。
バスで偶然乗り合わせたお婆さんが「あら、月見草」と独り言を言う。
その声に、振り向いた太宰の目に見えたのが月見草、そして富士山である。
富岳百景の一部のこの部分は、名峰富士を美しさを表すとき欠かしてはいけない。
多くの芸術に登場する、3776mの名山だ。
どの角度から見ても同じように、美しい形をしているために、八面玲瓏と言う形容が似合うと言われる。
納得だ。
私が特に好きなのは、寒い中で見る名山、富士山だ。

控え目に歌う家族と花粉症
笑った顔って魅力的だなーと感じるので、何があっても笑顔でいれるようにしている。
もちろん、時と場合を考えて。
しかし、周りに強制してはいけない。
つまり、一括では言えないけれど個人的な概念として。
会社にいる時は真顔で必死で商談を行っていた人が、ほころばせた瞬間。
もう、大好き。
目じりに皺がある人が大好き!とよく言う学生時代の友人。
その気持ちも納得できるかもしれない。

熱中して跳ねる子供とアスファルトの匂い

最近、腹のぜい肉を頑張って減らそうと考え毎晩、筋トレを頑張っている。
2歳の娘を自分の体の上にのせて一から声を出し数えながら筋トレを行っていたら、子供とのコミュニケーションにもなるし、わが子も数を習得するし、自分の横腹の脂肪も減るし、一挙両得だと考えていたけれど、何日かは、きゃっきゃ言っていた娘もすぐにあきて動いてやらなくなってしまった。

無我夢中で踊る友人とぬるいビール
御盆が近くなって、とうろう流しなどの催しがほど近くで実行されている。
近郊の観光施設では、竹やペットボトルで作成されたとうろうが据えられていた。
近所のイベント会場では、暗くなってからは電気の照明はついてなくて、灯篭の中のろうそくの光だけというのは、すごく心地よかった。
竹やすだれの中でキャンドルが輝いていて、温和な灯りになっていた。
やさしい照明が四辺の樹々を煌々と照らしていてとっても眩しかった。

ラクダ

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